さらみのうぇぶたん

web屋の雑感めも

年末年始・EC、WEB担の落とし穴

冬期休業・夏季休業表記

そろそろ年末年始のお知らせを載せるころですね。

コーポレートサイト持ちのWEB担はお知らせコーナーを久々に使う人もいるのでは。
気を付けていないと、「リニューアルのお知らせ」「夏季休業のお知らせ」「冬期休業のお知らせ」ばかりになるのがおそろしいところです。

(営業しているときに書きましょう…できればポジティブな内容を。)

ネットショップの長期休暇表記

コーポレートと比べ、EC業のかたはお客様への周知・クレーム防止のため、あちらこちらに休業表記をしなくてはなりません。

  • サイトヘッダー
  • 商品ページ内、カートボタンまわり
  • 買い物かご内
  • 注文完了画面
  • 注文確認メール
  • 発送完了メール
  • お店のSNS 等

設置の際はこれらをくまなく記載するかと思います。
ただし、休業期間明けに問合対応や出荷に追われて忘れがちになるのが見えない部分に設置したお知らせです。

目に見える箇所はすぐに休業の文言を取り外しても、買い物完了画面やメール文章がそのままだった、という店舗をまま見かけます。

  • 注文完了画面
  • 注文確認メール
  • 発送完了メール

楽天市場では休業期間タイマーと休業期間内に表示する文章が設定できたかと思います。

メールテンプレートやかごページを見落とさないようにしましょう。

また、SNSでは休業期間のお知らせのあと、営業開始のフィードを投稿するのがおすすめです。冬期休業ならばショップからの年始のごあいさつとして、新年のコメントを寄せるのもよいかもしれません。

今日夕方からバズれるNAVERまとめ

まとめ、書いてますか?

クライアントの希望で2015年1月からNAVERまとめにキュレーション記事を書くようになりました。

100本弱公開し、年間でのインセンティブは30,000円前後。

1月~3月で集中して記事作成していたので、4月~12月はあまり手をつけていませんでした。レートも上がらずだったので、ランクが上がっていたらもっと高くなってましたね。

それでも知らぬ間に注目まとめに載ったり、拡散されたりで成果が上がっていくのは面白いものでした。

(まとめを公開して10分程度で注目まとめの一ジャンルに載り、グラフがうなぎ昇りになるのはアドレナリンがでました)

おかげで肌感で得たまとめのコツもいくつか。
下書きにたまっている未公開まとめもあるのでリリースせねば。

 

話題作映画公開時のオススメまとめ切り口

本日12月18日 18:30は新作スターウォーズの一斉公開なので、Twitterのトレンド入りやスターウォーズ関連まとめもどっと来るでしょう。

  • 観た感想まとめ
  • 字幕派?吹替派?
  • 3D、4DX上映、IMAX上映比較
  • ○○が○○に似てる
  • 過去作掘り起こし系
  • グッズ系
  • 有名人の反応
  • ハマりすぎた人々
  • 話題沸騰の裏で○○に盛り上がる人々
  • コスプレ、キャラ弁、ネイル、パーティー

話題作の映画公開時には、まとめ記事にこのあたりの切り口を混ぜるとわかりやすく、書きやすいんじゃないかと思います。

【EC】makeshopのレビューが検索一覧表示に

じわじわきてるmakeshop

「安かろう悪かろう」でおなじみのメイクショップですが、こちょこちょと機能改修が進んでいます。本当にじわりじわりと。

2015/12/16付けでお知らせされた改修がこちら。

www.makeshop.jp

(今までレビュー、スマホ対応じゃなかったんだ…。)

ネットショップASP業界初の機能として、投稿された星印の平均値、投稿件数がGoogleリッチスニペットに反映されるようになります。

今回のアップグレードでスマホ対応し、
さらに検索結果にGoogleMAPや食べログのように評価が載るようです。
ある意味チャンスかもですね。

というのも、モール通販は原則レビュー不可避。
楽天市場Yahoo!ショッピングAmazonでは商品ページのあるところ、強制的にレビューが設置されますが、メイクショップではレビューをやるかやらないかを出店者が選べます。

レビューをやる場合も公開承認制にするか選べます。

業者・コンサル目線のネット通販レビュー施策今昔

楽天ではようやく「レビューで送料無料」「レビューでおまけ」系販促にガイドラインNGが出たそうですが(出店者に聞いてみると「レビューの貯まっていた商品ページを終売後に再利用するのもNGになった」とのことでした)、いまさらNGかよ感はあります。

レビューはほんとあなどれません…。

ECコンサルの竹内謙礼さんも

意図的な楽天市場のレビュー書き込みへの誘導が禁止されることで、
もしかしたら、これを機会に、
売り手側と買い手側は両方のプライドを取り返すことができるのかもしれません。

純粋に「お客様の声」をいただけるように努力して、
純粋に「お客様の声」がもらえるような商品を提供することが、
本当の売り手側と買い手側の「幸せ」に繋がるんだと思いますよ。

とメルマガで書かれていました。よくわかります。

(だけどお店のファンになってくれるお客様の声はお葉書やメールで届いたり、ガッカリ系のお声はレビューに書かれたりするんですよね…そこも含めてEC担の手腕かもしれませんが。。)

竹内謙礼さんの書いている「プライドを取り戻す」というところは、駄レビュー販促に手を染めたことのあるEC担ならば耳の痛いところではないでしょうか。

あるとき担当していたクライアントのジャンルでは、
それこそモール内での駄レビュー販促が加速していってこんな事態になっていました。

  1. A店「うちはレビューを書いたら1個1円で送料無料だ!」
  2. B店「じゃあうちはレビューを書いたら3個1円で送料無料だ!」
  3. C店「それならうちは3個1円送料無料で、お米○○グラムも付ける!!」

もう狂気の沙汰です。振り返ると怪談のような話です。

そういう買い物でお客様に提供できるのは、一瞬で「減る満足」。そのお客様がお店を覚えてくれて、またここで買いたいと戻っては来てもらえず、次に買うときはまたそのときに最安の出店者から買うだけ、と過去に習いました。。