さらみのうぇぶたん

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【EC】makeshopのレビューが検索一覧表示に

じわじわきてるmakeshop

「安かろう悪かろう」でおなじみのメイクショップですが、こちょこちょと機能改修が進んでいます。本当にじわりじわりと。

2015/12/16付けでお知らせされた改修がこちら。

www.makeshop.jp

(今までレビュー、スマホ対応じゃなかったんだ…。)

ネットショップASP業界初の機能として、投稿された星印の平均値、投稿件数がGoogleリッチスニペットに反映されるようになります。

今回のアップグレードでスマホ対応し、
さらに検索結果にGoogleMAPや食べログのように評価が載るようです。
ある意味チャンスかもですね。

というのも、モール通販は原則レビュー不可避。
楽天市場Yahoo!ショッピングAmazonでは商品ページのあるところ、強制的にレビューが設置されますが、メイクショップではレビューをやるかやらないかを出店者が選べます。

レビューをやる場合も公開承認制にするか選べます。

業者・コンサル目線のネット通販レビュー施策今昔

楽天ではようやく「レビューで送料無料」「レビューでおまけ」系販促にガイドラインNGが出たそうですが(出店者に聞いてみると「レビューの貯まっていた商品ページを終売後に再利用するのもNGになった」とのことでした)、いまさらNGかよ感はあります。

レビューはほんとあなどれません…。

ECコンサルの竹内謙礼さんも

意図的な楽天市場のレビュー書き込みへの誘導が禁止されることで、
もしかしたら、これを機会に、
売り手側と買い手側は両方のプライドを取り返すことができるのかもしれません。

純粋に「お客様の声」をいただけるように努力して、
純粋に「お客様の声」がもらえるような商品を提供することが、
本当の売り手側と買い手側の「幸せ」に繋がるんだと思いますよ。

とメルマガで書かれていました。よくわかります。

(だけどお店のファンになってくれるお客様の声はお葉書やメールで届いたり、ガッカリ系のお声はレビューに書かれたりするんですよね…そこも含めてEC担の手腕かもしれませんが。。)

竹内謙礼さんの書いている「プライドを取り戻す」というところは、駄レビュー販促に手を染めたことのあるEC担ならば耳の痛いところではないでしょうか。

あるとき担当していたクライアントのジャンルでは、
それこそモール内での駄レビュー販促が加速していってこんな事態になっていました。

  1. A店「うちはレビューを書いたら1個1円で送料無料だ!」
  2. B店「じゃあうちはレビューを書いたら3個1円で送料無料だ!」
  3. C店「それならうちは3個1円送料無料で、お米○○グラムも付ける!!」

もう狂気の沙汰です。振り返ると怪談のような話です。

そういう買い物でお客様に提供できるのは、一瞬で「減る満足」。そのお客様がお店を覚えてくれて、またここで買いたいと戻っては来てもらえず、次に買うときはまたそのときに最安の出店者から買うだけ、と過去に習いました。。